茨城県警察官合格体験記

　私は、2011年に発生した東日本大震災を地元茨城県で経験しました。その際の行政関係の方々の迅速な対応、地域住民を第一に思い活動してくださる姿は、中学生であった自分の心を動かしてくれるものでした。私も将来は、こうした地域の方と寄り添える仕事に就きたいと強く思うようになりました。

　そんな中で、私が選んだ職業は警察官です。私は陸上競技部に所属し、体力・精神力には自信があります。自分の持っている能力を最大限活かして信頼される警察官になりたいと考えています。

　試験対策の勉強は、特に数的処理、判断推理、政治分野が得意だったので、得意分野だけは絶対満点を取ろうと決めて勉強しました。私は一冊の問題集を、問題を見ただけで友達に解説ができるようになるまで解いていきました。

　また、面接対策は、法学部の先生方がやってくださる模擬面接を信じて練習を積み重ね、そして自分で面接の材料を多く集めることによって、本番で何を聞かれても慌てることなく落ち着いて答えることができました。

　試験勉強は長丁場で、苦しく挫折しそうな時があります。そんな時助けてくれたのは、部活の仲間でした。仲間たちが助けてくれたからこそ、今の自分があると思っています。常に感謝の気持ちを忘れず、さらに自分の目標が明確だったからこそ、合格を勝ち取ることができました。これから警察官を目指すみなさんも、目標を大事にして頑張ってください。