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法学部では、将来の進路に合わせた3つのコースを設けています。各コースには、それぞれに目的にそった専門科目が設置され、できるだけ効率的な知識の習得ができるように努めています。
また、法学部で学ぶ科目は、5つの科目群に分類されています。
市民・企業コースは、第1に、健全な市民生活を営むうえで重要と考えられる法律知識を習得し、これを使いこなすことのできる「賢い市民」を、第2に、企業人としてビジネス社会において活躍するために必須となる法的素養を身につけた「できる企業人」を目指そうとする学生のために設定されたコースです。
小川 慎悟さん
法学部法律学科4年
北海道岩見沢農業高校出身
私は3年次に駿河台大学法学部に編入しました。
専門学校時代に、民法などの基本的な勉強をしてきたので、編入後は、視野をより広げるために、また就職対策にも有効と考え、市民・企業コースを選択しました。
会社法や会計学、租税法などを履修することで、身近にある法律がどのような仕組みを持ち、どのように運用されているかを学ぶことができました。
法律は難しい印象がありますが、ニュースなどで見た事件や経済の動きを理解するのにともても役立っています。勉強のしがいのある分野だと思います。
企業への就職を考えれば、市民・企業コースを選択して良かったと思います。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | (春)租税法 | |||||
| 2 | 経済法 | (春)消費者保護法 | 労働法 | (秋)企業会計法 | ||
| 3 | 破産・倒産法 | 会計学 | ||||
| 4 | 商法II (会社法A) |
商法III (会社法B) |
||||
| 5 | 発展演習 |
公務員コースは、法執行官である公務員が兼ね備えるべき素養とは何か、ということを念頭に置いて、公務員になるために身につけるべき知識、また公務員になったときに身につけているべき知識を習得させ、「正義に適う」法執行を志せる公務員を育成することを目標としています。
長井 瞳さん
法学部法律学科3年
福島・郡山東高校出身
私は公務員になるという目標をもって大学に入学しました。1年次では法律の基本科目を含む基礎知識を身につけ、法律と私たちの生活は密接に関係していることを気づかされました。2年次では少し発展させた法律科目について学びました。
私は本当に公務員になりたいのだろうかという疑問や不安があるときもありましたが、お世話になった自分の地元の人々を今度は私が支援したいと思い、公務員コースを選択しました。
このコースは公務員試験の科目である講義が多いので、大学の講義で勉強しつつ、公務員模擬試験で実力をはかることができます。公務員になるには幅広く知識を有していないといけないので、それぞれの講義を集中して聴くよう努力しています。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 政治思想史 | 財政学 | 憲法概説 | (春)租税法 | ||
| 2 | 子ども文化論 | 環境倫理学 | 経済学概論 | 生涯学習論 | ||
| 3 | 発展演習 | 応用心理学 | 地方政治論 | |||
| 4 | 民法概説 | 法学V | 都市論 |
法科大学院進学・資格取得コースは、正義の実現・紛争の妥当な解決・弱者の救済等のために法律の専門知識を正しく実践することのできる人材を育成することを目標としています。
謝花 よし乃さん
法学部法律学科 3年
沖縄県立名護高校出身
私たちは、法律と深く密接にかかわって生活しています。たとえば、物を買ったり売ったりするとき、この間では、契約が成立しており、様々な法律関係があちらこちらで生じています。しかし、トラブルはつきもので、穏便にすめば良いのですが、裁判になることもあります。そこで登場するのが弁護士、検察官、裁判官といった法曹です。
法科大学院進学・資格取得コースは、弁護士、検察官、裁判官を志す人や司法書士、行政書士などの資格取得を目指している人が多いです。そのため、法律科目も他のコースよりも多くあります。
私は将来法律関係の仕事に就きたいと思い、このコースを選びました。1年生では、憲法、民法、刑法の基本科目を中心に勉強し、2年生からは憲法、民法、刑法の細かいところを勉強し、さらに商法、行政法、訴訟法などの専門的な法律も勉強します。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 民法II | 商法II | ||||
| 2 | 労働法 | 民法III | 民法概説 | 教養演習 | ||
| 3 | 憲法II | 英語III | 行政法I | |||
| 4 | 民法概説 | スペイン語III | 刑法II | 現代自然科学 |
大学では、専門的な分野だけでなく、幅広い教養を身につけることが求められます。教養科目や外国語、情報関連科目を履修することは、広い視野のもとで法学を勉強することにもつながります。
キャリア育成科目は「職業」を選択する、つまりは就職に直接結びつく内容を学び、身につける科目群です。しかし、仕事を決めることは人生にとって大変大きな事柄です。単に好き嫌いだけで選ぶには重すぎる選択です。キャリア教育には、就職に役立つことだけではなく、これまでの人生を振り返り、将来の人生や生き方についておおよその図を描いてみることも大事な学習になります。
法学部の少人数教育の中心が、この演習科目(ゼミナール)です。1年生から4年生まで全て必修とし、参加者と教員が直接コミュニケーションをとれる人数で、きめ細かい教育を行います。1年生の基礎演習は、高校教育から大学教育への橋渡しをするための、日本語能力向上を中心にした基本的なゼミです。2年生の展開演習は、基礎演習での成果を元に行われる、バラエティに富んだより専門性の高いゼミです。そして3・4年生の2年間に連続して行われる発展演習では、参加者が選んだ専門分野ごとに、より突っ込んだ勉強をしていき、その成果をまとめます。
法学部で学ぶ専門科目がここに配置されます。専門科目は、コース共通科目とコース専攻科目とに分けて設置されています。2年次からそれぞれの進路を見すえて、<市民・企業コース> <公務員コース> <法科大学院進学・資格取得コース>の3つのコースから一つを選択していずれかに属することになります。
コース共通科目は、所属するコースにかかわらず法学部生として共通に学んでおかなくてはならない科目を中心に設置されています。学ぶ順序に配慮して1年次配当の「コース共通基礎科目」と2年次配当の「コース共通発展科目」からなります。前者は法学入門、憲法、民法、刑法、政治学というもっとも基礎的な分野の科目、後者はそれらに加えてジェンダー(社会的性別)や国際社会といった今日的課題に関する科目からなります。
各学部・学科には、それぞれの目的に沿った科目が配置されており、学生は各自の所属する学部におけるこれらの科目を中心として履修することになります。専攻科目というのは、こうした科目を意味します。他方、本学では、こうした専攻科目とは別に、学生が希望すれば、各学部が設置する副専攻テーマとこのテーマに沿って配置される科目を選択することができる副専攻制を設置しています
これは、学部の枠をこえて、自らの興味・関心や卒業後の進路などを考え、副専攻テーマを自主的に選び、学ぶことにより所定の単位を修得した学生に対しては、専攻以外の各テーマ別分野の学習成果を大学として認定するというものです。