法学部

11.03.31

【法学部】法学部長より2010年度法学部卒業生への言葉

 卒業おめでとうございます。
 本学部では、多くの卒業生を送り出すことができました。卒業生の皆さんは、青春の大切な一時期をここ飯能で勉学にいそしみ、クラブ活動に励み、またアルバイトにも時間を割き、友情を深め、ボランティア活動に参加し、地域と交流するなど様々な体験を通じて多くを学び、大きく成長したことと思います。皆さんの努力に、惜しみない拍手を送ります。

 しかしながら、3月11日に発生した東日本大震災のため、交通の混乱や計画停電等があり、卒業生の皆さんの安全を優先し、卒業式を中止せざるをえませんでした。卒業式を楽しみにしていたみなさんとご家族には大変申し訳なく思っています。

 2010年度の卒業生の皆さんは、リーマン・ショックによる経済不況と就職氷河期に加えて、大震災による卒業式の中止等、例年にはなかった体験とともに本学を巣立つことになりました。卒業生に直接の犠牲者はいませんでしたが、東北地方の多くの犠牲者と避難者を思うと、心が痛みます。

 例年、卒業式の後に、「コメンスメント・パーティ(Commencement Party)」が開かれており、私を含め教職員は、このパーティで卒業生の皆さんの笑顔に出会えるのを楽しみにしていました。「コメンスメント」は、始まり、つまり出発という意味です。この皆さんの人生の新たな旅立ちにも、心からの声援を送りたいと思います。

 4月からは、皆さんは、社会人として会社や組織の一員となります。これからは、卒業生の皆さんの一人一人が自分の人生を自ら切り開いていかなくてはなりません。自分自身や家族と友人だけでなく、社会や地域とつながり、新たな責任を果たすことになります。卒業生の皆さんは、その中で成長し、社会や国民に貢献するとともに、充実した人生を築くことができるものと信じています。

 最後に、教職員一同、皆さんの人生に幸多からんことをお祈り申し上げます。

駿河台大学法学部長 北原 仁
 

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