10.05.13
「講義の一風景」(Vol.7)‐竹内俊雄教授(物権法)‐
●竹内教授の担当講義は何で、どんなことを学べますか。

私の担当する講義は民法ですが、民法は市民生活上生じた紛争の解決規範です。この解決規範をできる限り分かりやすく、しかも、国家試験等対外的な試験にも対応できるよう配慮しながら講義をしています。
●民法の講義ではどんなことに工夫されていますか。
学生時代は実社会に身をおいているわけではないので、実際に民法を必要とするような紛争に出合うことは少ないでしょう。たとえ出合ったとしても、両親が対応してくれることが多いでしょう。このような学生の皆さんに民法を理解してもらうことは容易ではありません。

そのため、私の講座では、できる限り実際に起きた問題を取り上げながら、近時の判例をも紹介していくことにしています。また、私は弁護士活動もしていますので、私の担当した生の事件をも取り入れて、一見難解に思われる民法を、本当に身近なものとして感じられるよう、講義に全力をつくしています。
【法律の豆知識】
隣の庭木の「枝」と「根」の両方が境界線を越えてあなたの土地に侵入してきました。あなたが切り取ることができるのはどれ?
①木の「枝」 ②木の「根」 ③木の「枝」と「根」の両方
<受講生の声>菅井 阿子さん(法律学科3 年 栃木県立守谷高校出身)
私が物権を学ぶことに興味をもったのは、竹内先生の講義のおかけだと思います。竹内先生は、弁護士も兼ねておられ、実際、過去に市民の方々から相談された事例をもとにお話してくださるほか、授業では各条文について具体例をあげ、学説や判例についての先生の考えも交えてお話してくださるので、よく理解することができます。また、日常生活や将来のために知っておかなければならない民法の事柄をこと細かく何度も繰り返し説明してくださるので、民法がとても身近に感じられますし、実用的です。民法に興味のある方はぜひ竹内先生の講義を受講してみてはどうでしょうか。
*5月15日(土)に予定されているオープンキャンパスでは、竹内教授の講義を体験することができます。