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学部・研究科レポート

2018.02.28

食レポ 長寿庵の「野菜3倍武蔵野うどん」@飯能銀座商店街

現代文化学部 鵜海未祐子講師

 まだまだ寒い日々が続きますが、筆者の場合、特にそういう時に「おうどん」が思い出されます。本学の所在地である埼玉県の名物に、「武蔵野うどん」が含まれていることはご存じのことと思います。そこで飯能駅の近くで美味しいと評判の老舗蕎麦処「長寿庵」様にインタビューしてきましたので、以下、食レポになります。

 今回ご紹介するのは、「長寿庵」様のメニューの1つ「野菜3倍武蔵野うどん」です。日や時期に応じて新鮮なオーガニック野菜を10何種類、うどんとともに食べることができます。例えば、おかわかめ、モロヘイヤ、おくら、ブロッコリー、ラディッシュ、小松菜、モロヘイヤ、コモンマロー、ビーツ、エシャレット、イエローブッキーニ、ホワイトブッキーニ、ゴルゴ、まるズッキーニ、なす、さつまいも、ヤングコーンなどの野菜があります。生、ゆで、天ぷら等の状態で、色あざやかにうどんに盛られていたり、おつゆの中に大きなネギが入っていたりします(インタビュー日時2017.6.21)。

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 うどんは、臭みがまったくなく、固すぎずやわらかすぎず、素直なおいしさを味わえます。おつゆもまた、バランスの良い濃さをキープしています。武蔵野うどんなので、おつゆには豚肉もいっぱいです。筆者も駿河台大学に赴任して以来、もう何度もお世話になっているおうどんです。特に駿河台大学の部活動をしている学生たちも、大盛メニューでお世話になっているそうです(例えば、オムライスのサイズにびっくり!)。

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 そして今回インタビューをして教わったことは、「野菜3倍武蔵野うどん」の背景には、産官学連携の町おこし事業として行われている「飯能昔野菜」のブランド化戦略が控えていることです。それは、飯能の土壌に適応し変化していくオーガニックな固定種野菜で、濃い味が特徴です。類似の野菜イメージとして鎌倉野菜があげられます。まさにその意味で、食文化の歴史的一頁に遭遇できるメニューとも言えると思います。

20180228店主.jpg

 若店主の矢代様から、駿河台大学の学生さんにメッセージをいただきました。

 「楽しんでください。自分の将来を見つける大事な時期なので、学びと人づくりを繋げてください。」美味しく栄養がとれる「野菜3倍武蔵野うどん」、美容と健康のためにもお薦めの一品です。


 長寿庵様、お忙しいところ、インタビューをありがとうございました。今後とも、美味しいおそばやおうどんや豊富なメニューを心待ちにいたしております。どうぞよろしくお願いいたします。

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