現代文化学部

10.10.20

【現代文化学部】1年次生アンケートの質問・感想に対する回答

 現代文化学部では、春学期末に1年次生全員に対してアンケートを取りました。

 アンケートの自由記述欄にはいくつかの質問・感想がありましたが、その中に、あらためて説明が必要だと思われる大切な点(下の2つ)がありました。
 今回、この質問・感想に対し教務委員の教員からの責任ある回答を掲載します。これをよく読んで、今後の学習に活かしてください。

 また、疑問の点があればkyoshida@surugdai.ac.jpまでお寄せください。

現代文化学部長 吉田 邦久

1.「大学で第2外国語をなぜ必修で学ぶのか」について

 大学生活は、自己の外と内の窓を開く、大事な時期です。

 新しいことにチャレンジするのはなんだか面倒くさいと思う人もいるかもしれませんが、何も自分に差し出されなければ、チャレンジするきっかけすら持てないのです。

 無理なことを要求しているのではありません。みなさんが大学で毎週少しずつ経験していることが、未知なものとの出会いの機会、きっかけになるのです。

 大学が提供する、そのような特色ある機会のひとつが、第2外国語です。

 まったく知らない外国語を、クラスの仲間といっしょに、これ何だ? どういう意味?と学習するのは楽しくはありませんか? ゲーム感覚でいいのです。その通り、新しいゲームを楽しむために、そのゲームの初歩的な規則を少しずつ身につけて活用することだと思ってください。

 ゲームをしながら、すなわちことばやコミュニケーションを通して、別な世界を発見していくことが、自分の未知な部分の発見にもつながるはずです。

 よくわからなかったら、勉強のしかたや学習の手立てを担当の先生にたずねましょう。
 それは、他の科目の学習や、自分の今後の取り組み、なにかを成しとげるための心構えと手立てを学ぶよい機会としても役立つはずです。
 
 日本を取り巻く環境は、そして日本の国内の皆さんのまわりも、英語だけでなく、アジアの言語など、多言語・多文化の社会です。相互理解、異文化理解、他者の理解のためにも、第2外国語の初歩を学び、背景の生活文化や歴史を学ぶことが、役立ちます。また、未知のもの、他者に触れることによって、みなさんの自己理解も深まるはずです。

 英語圏だけではなく、ドイツ語圏、フランス語圏、スペイン語圏、中国語圏、韓国語圏への「海外語学演習」、それに「海外添乗研修」、「海外スポーツ文化研修」、そして各外国語圏の長期留学に結びつけるのも、魅力的ではありませんか?

 そのような学びの体験は、皆さんのこれからの生活や企業などにおける仕事にも、役立つことは間違いありません。卒業して行った多くの先輩達もそう言っていますから。


2.英語のクラス分けに関する感想について

 駿河台大学における英語のクラス分けの趣旨について、1年次の秋学期が始まるにあたり、もう一度説明をしておきたいと思います。

 4月5日に実施されたクラス分け試験の際にも説明しましたように、駿河台大学では、皆さん一人ひとりの英語の力を伸ばすことを目指して、英語の教育に取り組んでいます。つまり、英語が得意な学生はさらに発展的な学習ができるように、また、あまり英語が得意ではない、あるいは、むしろ苦手な学生は、その苦手意識を少しでもなくして自信が持てるような指導に努めています。たとえば、英語の基礎を養うために毎回各クラスで実施されている小テストも、この方針に沿った具体的な手段のひとつです。

 そのために、皆さんが今まで身につけてきた英語の力をクラス分け試験で確認し、その結果に基づいてクラスを編成しています。ただ、1回の試験に基づいている以上、振り分けられたクラスや学生によっては、それでも自分にとってはやや難しい、あるいはやや易しすぎる内容だと感じることもあるかもしれません。その場合、受け身でいるのではなく、自分の力を伸ばすために何が必要かを考え、それに適した対策を立てることも大学での学習の重要な一部です。よくわからないときは教員に相談したり、あるいは、予習のときに余った時間をもう一歩進んだ英語の学習に充てるなど、自分で学習方法を工夫してみてください。

 英語の授業は、英語という世界の扉を通して認識やコミュニケーションの力を養い、皆さんの可能性を拓き、伸ばす場です。クラス分けの趣旨が効果的に発揮されて、少しでも多くの皆さんが英語の苦手意識を克服したり、英語がもっと好きになったりして、留学や語学研修の夢を実現できるよう、教員もともに力を合わせていきたいと思います。

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