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駿大社会人基礎力

駿大社会人基礎力

駿河台大学では、2013年度より「駿大社会人基礎力」を制定しました。「駿大社会人基礎力」とは、本学の全授業を通じて就業力を育成することを本学の大きな目標として、就業力を具体的に示すものです。本学では、「駿大社会人基礎力」を用いて、学部の全授業の「到達目標」において、社会人基礎力のどの能力要素を育成しようとしているかについて明示するとともに、ルーブリックを用いて、学生がどれだけできるようになったのか到達度を確認しながら、基礎力の向上を図ってきました。さらに、グローバル化、IT化など社会環境の急速な変化は、企業や地域などで求められる能力にも影響を与えています。そこで本学では、駿大生として必要な能力の見直しを行い、2021年度から「駿大社会人基礎力Ver.2」として、社会人として必要な汎用能力を5つの力・15の能力要素に再構成しました。

能力 要素 定義
1. 基礎的な力 ①言語処理力 語彙や同義語、言葉のかかり受けなどを含め、読解力や文章力に係る日本語の運用に関する基礎的な力
②非言語処理力 数的処理や推論、図の読み取りなど、情報を読み解くために必要な(言語以外の)基礎的な力
③情報収集力 目的(達成)に向けて情報源と情報収集方法を適切に選択し、必要な情報を集める力
2. 考える力 ④論理的・多面的思考力 様々な角度から物事をみつめ、課題などに関して広い視野から筋道を立てて考えることができる力
⑤情報処理力 入手した情報から必要なものを客観的かつ多角的に整理・分類するなど適切に処理し、それらを統合して隠れた構造を捉え、本質を見極めるなど自分が使える材料として処理する力
⑥構想力 さまざまな条件・制約を考慮しながら柔軟に問題解決までの新しいアイディアやプロセスを創造・構想し、その過程で想定されるリスクやその対処方法を構想する力
3. 行動に移す力 ⑦主体的行動力 行動を起こすことの価値を理解した上で自ら行動を起こし、目標に向かって粘り強く取り組み、必要に応じて課題に柔軟に対応しながら、やりきる力
⑧自己統制力 自分の感情や気持ちを客観的に認識して言動をコントロールしたり、ストレスにうまく対処できる力
⑨自信育成力 常に学ぶ姿勢をもち、自己の特徴(強みや弱みなど)を理解した上で、物事を前向きに捉え、自信をもって取り組むことで自らを成長させることができる力
4. 協働する力 ⑩コミュニケーション力 相手の話す内容や意図・要望、または自分や相手の置かれている状況を適切に理解した上で、自分が相手に伝えたい内容をわかりやすく表現したり、意見を適切に主張することによって、良好な人間関係を構築する力
⑪統率力 状況を適切に理解した上で、集団や組織の中で自分の意見を主張し、建設的な議論を促したり、様々な意見の調整、交渉、説得するなどして、集団や組織を合意に導く力
⑫チームワーク力 自分や周囲の役割を理解し適切に分担する力、互いに連携・協力して物事を行う力
5. 総合的な力 ⑬課題発見力 自分や自分の身のまわり、あるいは社会のあるべき姿と現状を適切に認識し、問題意識に対して様々な角度から分析して課題の抽出をし、その原因を明らかにする力
⑭計画力 実現可能な目標を設定し、そこに至る効果的な方策を立てることができる力
⑮問題解決力 計画をすすんで実行しながら逐次状況を把握し、必要に応じて柔軟に行動を修正するなどして問題解決に向けて努力を継続する力
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